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2019-12-15

税理士新聞に「AI時代の到来と税理士の役割」を寄稿しました

エヌピー通信社の「税論卓説」の執筆依頼をいただき、
「AI時代の到来と税理士の役割」について考えていることを書きました。

税理士業界にもAI技術の波が押し寄せてきています。
今、熱いのはクラウド会計ソフトですが、
その利用規約はネット時代独特の様々な問題を抱えています。

特に、
①会社が帳簿を作成したとしても、
クラウド会計ソフトの運営会社にその所有権があること、
②それに伴い、税務署等が運営会社に「○○会社の帳簿を見せろ」と反面調査で行った場合、
納税者の同意なく開示される可能性が高いこと

という二つの大きな問題があります。

それはさておき、
今後、税理士業界の収益の柱である記帳代行業務は
AI技術にとって変わられる可能性が非常に高いこと、
また、申告書の作成(税理士法でいう「税務書類の作成」)も、
技術的にはほぼAI技術に代替え可能となってきています。

こういう時代に、税理士はどのような役割を果たすべきなのか、
税務代理という視点から論じました。

本文についてもいずれアップしたいと思います。

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